マルチボディダイナミクスによる振動解析体験セミナー(名古屋)(2014年6月6日開催)

マルチボディダイナミクス解析をより多くの方に活用していただきたいとの考えで、有限要素解析が主流である振動解析にフォーカスして、市販ソフトウェアの体験をメインとしたセミナーを 名古屋大学 ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー にて開催しました。18名の定員で募集を開始しましたところ、最初の2日間ですでに応募が定員に達するほどの関心を集めました。結局複数名で1台のPCで体験する企業もあり、24名が受講しました。
日本機械学会マルチボディダイナミクス研究会主査である今西様の理論も含めた基礎的な講義、適用事例の紹介のあと、各自2種類のソフトを午前午後にわたって体験しました。受講後の感想では、「いくつかのソフトウェアの体験と情報を知ることができたことは、非常に今後の業務に対して進めるうえで参考になった。(特に競合ソフトの情報を同じ場所で聞くことはなかなかできないため)」という意見もありました。

プログラム
1.マルチボディダイナミクスの基礎と振動問題への適用事例
  (株)神戸製鋼所 今西 悦二郎 氏
2.マルチボディダイナミクス解析ソフトによる振動解析体験(午前と午後の2回実施)
      ソフト:MSC Adams 担当:エムエスシーソフトウェア(株)/(株)電通国際情報サービス
      ソフト:Dynamics for SpaceClaim 担当:サイバネットシステム(株)
      ソフト:DYMOLA 担当:(株)豊通シスコム
3.マルチボディダイナミクス解析ソフトの紹介
      ソフト:同上